機械が私たちの望むことをしてくれる社会はとても便利です。できなかったことができるようになることは幸せですね。だけど、便利さは元々はできていたことをできなくさせてしまう、堕落させて元には戻れなくするという効果もあります。
個々人レベルでは、機械の中身を知って利用する生産者側は幸せですが、中身を知らずに利用する消費者は自分の能力を失っていきます。使える人と使えない人の差が生まれます。格差社会ですね。これは社会全体の幸せといえるでしょうか?
科学や工学はこのような便利を生みますが、それを学ぶ私たちは、だからこそこの危険性をきちんと見極めて知ることができます。私たちは生産者として、格差を生まない社会全体の幸せを十分に見極める責務があります。
科学や工学の扱い方を究めて社会全体の幸せを考えられる人になりましょう!(ちなみに答えはありません、考え続けられる人になりましょう。)