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outline 設立趣旨
 Co2削減あるいは東日本大震災のような災害時への対応として、省エネが閣議決定の科学技術基本計画、科学技術重要施策アクションプラン等で緊急の課題に挙がってきている。しかし、産業部門の電力は省エネ化がかなり進んでいるが、家庭・商業部門の電力は1973年に較べて逆に2倍以上に増えている。家庭・商業部門においても省エネを飛躍的に実施するためには、各家電機器、情報端末機器、照明機器あるいは今後増えるであろう太陽電池やバッテリのエネルギーマネジメント機器等に用いられる電源や電力変換器を校正するスイッチングパワー回路の電力効率の向上、小型・軽量化、さらには高速応答化が極めて重要である。
 そこで、本共同研究講座では、この分野における深い見識と実績を持った長崎大学の技術ポテンシャルを背景に講座を設置運営し、製品の開発経験豊かなTDK株式会社と共同でこれらの課題を克服して次の世代につなげるような研究を進展・充実させ、社会に貢献することを設置目的とする。


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