国立大学法人 長崎大学

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のづくり教育部門

部門のミッション

学生主体でアイディアを具現化する取り組み(ものづくり実践),課題探求や課題解決を目指す取り組みを企画・実施し,学生のエンジニアリングデザイン能力(課題を探求する能力および種々の学問・技術を統合して課題を解決する能力)の向上や自主性・創造性の育成を図ります。また,それらの取り組みを通して工学技術をさらに深く学ぶための強いインセンティブを学生に付与することを目指しています。

PBL教育の取り組み

学生がチームを組んでアイディアを出し,作品製作(ものづくり)を通して問題解決を志向するPBL(Problem/Project Based Learning)科目である「創成プロジェクト」や,地元企業や自治体からの問題提供に,学生が,教員,関係者の指導のもと,製品開発や問題解決案の提案する正規授業外のPBLである「産学官連携プロジェクト実習」を推進し,PBL教育の充実と効果の評価方法の開発を行います。

創成プロジェクト  

3大学学生ものづくり・アイディア展  

特色GPについて

これまで,長崎大学工学部は,新潟大学工学部および富山大学工学部と共同で,文部科学省の特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に採択され,教育連携を継続してきました。詳細は,以下の活動報告や成書をお読みください。

【書 籍】
書 名:工学力のデザイン
編 者:仙石正和, 長谷川淳, 小山純, 米田政明, 丸山武男
出版社:丸善
発行日:2007/1

現代GPについて

長崎大学工学部は,文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)の採択を契機として,横浜国立大学 安心・安全の科学研究教育センターと教育連携をしてきました。詳細は,以下の活動報告や著書をお読みください。

【書 籍】
書 名:安全安心工学入門 ―安全安心は長崎から―
編 者:長崎大学工学部安全安心工学入門編集委員会
発行所:古今書院
発行日:2010/4

※韓国語版が平成25年1月に刊行されました。
韓国の科学技術都市として発展してきた大田広域市(テジョン市)が持続可能な都市の発展のために安全安心の政策を戦略的に展開しており、本書がその理念に合うものとして選ばれ、出版が実現したものです。


【事例紹介】


語教育部門

部門のミッション

国際化がますます加速する社会の中で,世界で活躍できる人材を広く集め,社会に送り出すことは大学に課せられた重要な責務です。そのためには,世界中から幅広く留学生を受け入れ,グローバルに活躍できる人材を育成する方策が不可欠です。
長崎大学工学部では,日中韓の大学間連携による水環境技術者育成事業(文部科学省支援)や,ミャンマー国工学系高等教育および研究の拡充プロジェクト(JICA支援),ケニア国ビクトリア湖沿岸域におけるアクアヘルス人材育成事業(ケニア国支援)を中心にグローバル化を進めていますが,これらを更に推進するためには,研究・教育の国際化の一環として,工学研究科・工学部の授業への英語の導入や英語化が急務となっています。
具体的には,留学生が英語のみで修士の学位を取得できるコースの設定や,日本人学生が国際学会,国際社会で活躍するために十分な英語の運用能力を身に付けることができる授業の設計が必要です。
英語教育部門では,工学研究科・工学部の授業への英語導入の指針を示し,授業の英語化を推進して,工学教育のグローバル化に資することを目指しています。


育改善部門

部門のミッション

全国国立大学の工学部に先駆けて4年前に導入した工学科一学科教育の実を、「自覚を持ち、主体的で手を抜かずによく勉強する学生の育成」と「分野を超えた基礎教育と高い志を持った全教職員の真剣な取り組み」を両輪として具体化しなければなりません。
本部門は、それを具体化するための状況把握、課題抽出、プランニング提案をタイムリーに行うことをミッションとします。
本工学科の学生の本物の実力を伸ばし、将来、研究者・技術者として世界で活躍できる学生を育てます。就職戦線において、全国からの学生と採用を競い合う中で一歩上の力を発揮できる学生を輩出します。
そのため、例えば以下のような取り組みを推し進めます。

  • 「計画(Plan)-実行(Do)-点検(Check)-処置(Act)の教育PDCAサイクル」を回すアクションのうち、時定数が大きいながら最も本質的で重要なのは、カリキュラムの見直し・改定です。本質を見誤らない現状分析から、次のカリキュラムを想定して、必要に応じて具体的改定案を教務委員会等に提示します。
  • 時流に流されて、現場に必ずしも適合しない教育方法を闇雲に導入するのではなく、学内外の優れた要素を分析し必要に応じて取り入れながらも、集中して基本事項を納得するIndividual studyが個々の学生には不可欠であり、その取り組みがあって初めてプロジェクト型の授業の意味があることを基本に、本当に学生のためになり、学生が真剣に勉学に集中できる教育実施方法を提案します。
  • 共通して全学生が低学年履修できる「基礎実験(物理・化学)」の豊富で特徴ある内容をさらに磨くよう、受講生の声や受講生への効果を分析しながら、後押します。

画マネージメント部

部門のミッション

センターの事業について、学内外へ情報を発信するとともに,他大学,企業や自治体,公共団体等の学外組織等の学外と連携するための窓口業務を行います。


造工房

部門のミッション

ものづくりに関する学生実験,実習の教育支援やものづくりに関する卒業研究および教員の研究支援を行います。
さらに,工学教育支援センター創造工房や教育研究支援部生産技術室を運営しています。

ものづくり実習支援

生産加工学実習,機械の設計製作Ⅱ,創成プロジェクト,産学官連携プロジェクト実習におけるものづくり教育に関する実験,実習の学生への指導および教員の補助を行っています。さらに,学生の卒業,修士研究および教員の研究における実験機器の設計,製作,加工相談を行っています。
また,教職員向けに加工技術指導や研修会を開催してものづくり教育を行っています。

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