長崎大学工学部では、“ものづくり教育”と“安全・安心教育”の融合を図るとともに、地域固有の問題の解決を産学官連携のもとで試みる授業「創成プロジェクト」を通して、総合的・実践的キャリア教育を行っています。これにより、安心して暮らせる健全な社会を支える技術者の育成を目指しています。
本授業で扱うテーマには、工学部及び博士前期課程の学生を対象に、地元企業・自治体等から安全・安心やものづくりに関する具体的な問題の提供とアドバイスを受け、教員の指導・支援のもとに、製品の開発、地域社会・環境に関する問題の解決を試みる産学官連携型及び学生自ら提案したテーマでアイディアの具現化や問題解決を試みる学生提案型があります。これにより、受講者のエンジニアリングデザイン能力や、創造性を効果的に育成することを目指しています。
学生の教育実習体制
現地調査を除く、解析、調査は基本的に大学で行います。
工学部と博士前期課程の学生で本実習の履修を希望した 学生が行います。
5月から12月まで、週1回1.5時間で、22回(33時間) 程度の定期的な授業として行います。(夏休みを除く)
基本的に経費(調査費、消耗品費、その他)は大学が負担します。
ただし、製品、試作品、企業・自治体が持つ資料等は企業・自治体 からの提供をお願いすることがあります。その際の取扱いについては、個別に協議します。また、大学までお越しいただく際の交通費 の支給は行っておりません。
令和3年12月11日(土)オンラインにて開催されました。
長崎大学からは最終成果発表会での上位2チームが参加しました。全25チームが、3つのコース(エジソン・ダビンチ・ノーベル)に分かれて、発表しました。長崎大学の発表はダビンチコース(工場自動化の推進チーム)とノーベルコース(ブロッコリー農家支援のための害鳥対策機能を備えた支援電動モビリティ)です。ノーベルコースでの発表は学生賞をいただきました。
皆様に支援いただき、ありがとうございました。