長崎大学では、プラネタリーヘルスとは「地球の健康」を支え続けるために有効な「答え(解決策)」を探求し、私たち自身の意識変容、行動変容を促す取り組みのことだと考えています。
工学部でも、持続可能な社会づくりへ向け、様々な問題の解決を産学官連携のもとで試みる授業「創成プロジェクト」を通して、ものづくり教育と安全・安心教育の融合を図りながら、総合的・実践的キャリア教育を実践しています。これにより、安心して暮らせる健全な社会を支える技術者の育成を目指しています。
「創成プロジェクト」は、工学部の学生及び博士前期課程の大学院生*1を対象に、ものづくりや安全・安心に関する具体的な問題の提供を受けて、関係者からのアドバイスを受けながら、教員の指導・支援のもとに、製品の開発、地域社会・環境に関する問題の解決を試みる課題解決型授業です。企業・自治体等からテーマを提供していただく「産学官連携型」、学生自ら提案したテーマでアイディアの具現化や問題解決を試みる「学生提案型」、教員がテーマを示す「教員提案型」があり、受講者のエンジニアリングデザイン能力や、創造性を効果的に育成することを目指しています。
*1:博士前期課程の大学院生は「総合工学演習」として受講します。
令和6年2月29日(木)までに、以下E-mailにてご連絡頂けますと幸いです。(※ご相談に応じます。)
「創成プロジェクト」に関するお問合わせ先
〒852-8521 長崎市文教町1-14
長崎大学総合生産科学域事務部総務課
TEL:095-819-2791
FAX:095-819-2488
令和3年12月11日(土)オンラインにて開催されました。
長崎大学からは最終成果発表会での上位2チームが参加しました。全25チームが、3つのコース(エジソン・ダビンチ・ノーベル)に分かれて、発表しました。長崎大学の発表はダビンチコース(工場自動化の推進チーム)とノーベルコース(ブロッコリー農家支援のための害鳥対策機能を備えた支援電動モビリティ)です。ノーベルコースでの発表は学生賞をいただきました。
皆様に支援いただき、ありがとうございました。